【10月20日】~いかに言葉を重ねても~
2023年10月20日
大リーグの大谷さんしかり、藤井さんしかり、この若者二人の事を小欄で触れるのは正直気が重い。
空前絶後、超絶怒涛・・・いかに言葉を重ねても、成し遂げた偉業の素晴らしさをうまい具合に伝える言葉が見つからないからです。
とは言え、記さねばならないでしょうね。
藤井聡太さんが第71期王座戦を制し、歴史的な八冠を達成しました、快挙の一言です。
小バカにされようとも、笑われようとも、中途半端で不完全な誉め言葉しか思い浮かびません。
言葉とはかくもむなしきものなのか・・
理由はそれだけではありません。
強すぎなのです。
言うまでもありませんが、ご当人は苦しい努力と研鑽を積み重ねて、峻険な高峰を征服したのでしょう、でも小生から見ると足取りも軽く、言うなればリズミカルに駆け上がってしまった感しかないのです。
スポコンドラマにありがちな、汗とか涙とかといった泥臭さ、つまりは起伏をともなったドラマがないのですよ。
スランプがあって迷い苦しむ姿があって、挫折とか心の乱れを乗り越えての結果であれば共感できるのでしょうが。
ただ目に映るのは、栄光の架け橋をただひたすら静かに歩む姿のみなのです。
名うてのプレイボーイとでもいいますか、色恋に溺れ、あるいは燃え尽き、棋士として道を踏み外す姿でも見せてくれれば、人間臭くていいのかな。
でもないでしょう。決して起きない安定感、強い意志を感じます。
こういう人なのでしょうね、天才と言うのは。
ドラマがあるとすれば、新たなライバルの出現かな。
「8冠」は本人にとっては功績ですが、彼以外の棋士にとっては屈辱なはず。
棋士諸君、どうか藤井撃破に立ち上がってくれ、新展開に期待します。
投資調査部 内田
空前絶後、超絶怒涛・・・いかに言葉を重ねても、成し遂げた偉業の素晴らしさをうまい具合に伝える言葉が見つからないからです。
とは言え、記さねばならないでしょうね。
藤井聡太さんが第71期王座戦を制し、歴史的な八冠を達成しました、快挙の一言です。
小バカにされようとも、笑われようとも、中途半端で不完全な誉め言葉しか思い浮かびません。
言葉とはかくもむなしきものなのか・・
理由はそれだけではありません。
強すぎなのです。
言うまでもありませんが、ご当人は苦しい努力と研鑽を積み重ねて、峻険な高峰を征服したのでしょう、でも小生から見ると足取りも軽く、言うなればリズミカルに駆け上がってしまった感しかないのです。
スポコンドラマにありがちな、汗とか涙とかといった泥臭さ、つまりは起伏をともなったドラマがないのですよ。
スランプがあって迷い苦しむ姿があって、挫折とか心の乱れを乗り越えての結果であれば共感できるのでしょうが。
ただ目に映るのは、栄光の架け橋をただひたすら静かに歩む姿のみなのです。
名うてのプレイボーイとでもいいますか、色恋に溺れ、あるいは燃え尽き、棋士として道を踏み外す姿でも見せてくれれば、人間臭くていいのかな。
でもないでしょう。決して起きない安定感、強い意志を感じます。
こういう人なのでしょうね、天才と言うのは。
ドラマがあるとすれば、新たなライバルの出現かな。
「8冠」は本人にとっては功績ですが、彼以外の棋士にとっては屈辱なはず。
棋士諸君、どうか藤井撃破に立ち上がってくれ、新展開に期待します。
投資調査部 内田