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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【9月15日】~歴史が繰り返されるなら、インフレの前に株高が来る~

2023年9月15日

日米をはじめ株式市場の上昇に弾みがつく、理想ともいえる条件が整ったのではないか、そう考えています。

米欧の物価上昇が減速基調となり、米国の金融政策も今下期に利上げ打ち止めの確認局面になると見られるからです。

しかも日本はコロナが終焉し、そのタイミングでデフレ脱却も見通せる。

長年にわたって日本経済を蝕んできた悪の枢軸がようやく退治され喜びもひとしおと言ったところでしょう。

しかもこの先、マイルドなインフレすら定着が想定される・・・。

戦後の日本繁栄の起点となった朝鮮戦争勃発のような、ちょっとした運命的巡り合わせとも形容されるほどの、偶然にしては出来すぎと言えなくもない好環境と思っています。

つまり様々な面で経済や株価にポジティブな要素が増えるのではないかと思うのです。

もちろん中国の景気が不安だとか、ウクライナや台湾有事などのリスクが心配だとか、いわゆる「ノイズ」は残ります。

残りますが、しかし、シンプルに相場を眺めれば株高の「シグナル」が点灯した、そう思うのです。

月並みな表現ですが「歴史は繰り返す」。

アメリカの歴史を見ると、この100年ほどの間に、インフレが顕著に進んだ局面は1940年代の第2次世界対戦に参戦した時と、1970年のベトナム戦争時など何度がありましたが、その都度株高の時代が訪れていました。

歴史が繰り返されるなら、つまるところ、歴史は繰り返さなくても韻を踏んでくれるだけでも、2023年から最低1年程度は日本に株高が訪れる可能性があります。

しかもかなりの確率で。

今の株式市場をパーティー会場に例えると、ごちそうがあるのに閑散とした状態です。

食べ物がいっぱいあって、ごちそうが揃っているのに、誰も取りにこない状態になっています。

これが株が絶好調となってくるとガラの悪い人が入ってきます。

肉を手掴みで食べるようなそんな輩ですね。

そんな輩が入ってくると食い散らかし、料理もほとんど食べカスしかなくなってしまうのですが、けれど今はまだその前の前。

半導体工場などの直接投資の増大やそれらを呼び水とする産業集積化、加えてインバウンドの増大、脱デフレ、日本再生、企業収益拡大などが有力テーマでしょうか。

会員様のスタイルに合った、空っぽのパーティー会場をうまく見つけて欲しい。

インフレを前にそう思うのです。

投資調査部 内田



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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。