【真実一路】内田晋也の投資コラム

【10月28日】~どこまで本気なのか?~

2022年10月28日

ロシアのプーチン大統領がウクライナでの戦況を挽回するため「核兵器の使用」をチラつかせています。

「どの国の軍隊も核兵器を使用しない」という暗黙の了解が反故にされかけているのです。

世界には核兵器があふれていながら、使えば大変なことになるという恐怖から何とか使われずにきました。

人間ギリギリの良識や賢さに頼ってきた結果が今と言えます。

しかし、人間の賢さをどこまで信じることが出来るのでしょう。

今回の為政者にギリギリの良心を持っていることを祈りますが、祈る事しか出来ないのが本音です。

どこまで本気なのか?

地震や噴火などの自然災害も含めて、この手の予想は難しい。

我々にできることは「備え」だけなのです。

資産防衛の観点から出来る事は株価指数先物取引などに習熟しておくことです。

先物口座を開き、証拠金を入れ、自分のポートフォリオをヘッジするには何枚売れば良いかを把握し、即座に注文を出せる練習をしておくことです。

売買で多少損が出たとしても練習代と思えば安いもの。

災害が起きてからヘッジ売りを出して間に合うのかと思う方もいるかもしれません。

少なくとも取引時間中に発生する場合は間に合う可能性があります。

2011年3月11日、東日本大震災が発生したのは大引け間際の午後2時46分。

直後から売り注文が殺到し、終値は前日比179円安の1万0254円。

しかし、地震発生から引けまでの下げ幅はわずか100円程度です。

翌営業日からの暴落を見れば、発生直後に売っても十分にヘッジできたことになります。

備えあれば憂いなし。

「完璧な備えなど存在しない。完璧な予想が存在しないようにね。」

またもやノーベル賞に選ばれなかった村上春樹さんのデビュー作「風の歌を聴け」のしびれる書き出しを勝手に拝借し、終わりたいと思います。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。