【真実一路】内田晋也の投資コラム

【9月8日】~忘れるべからず~

2022年9月9日

何とも摩訶不思議な言い方で、釈然とせず頭からも離れない。

「報道に出ているものを見るかぎり、私が出席したと考えるのが自然だと思う」。

2016年、海外で旧統一教会の関連団体が主催したイベントに出席したとされた山際経済再生担当相の弁明です。

問題が指摘された当初は「明確に覚えていない、資料がなく確認できない」と否定していました、写真がテレビで報道された途端、出た言葉です。

単純にバレたから渋々認めつつ、でも他人事のように言う事で自発的ではない、消極的な動機とでも言いたいのでしょう。

漫才よろしく「惚(とぼ)けるな」と突っ込みを入れたくなります。

いかにも道理にかなっているような感じで、何にでも通じる言い訳です。

不倫がスクープされた芸能人なら「身に覚えがない」と下手に逃げ回るより、「報道に出ているものを見る限り、私が不倫をしたと考える方が自然だと思う」ともっともらしい顔で言えば煙に巻けるかも。

時間がたてば忘れてしまうと高をくくっているのは間違いありません。

世の中には忘れていいこともありますが、悪いこともあります。

政治家の一連の言動は、次の選挙まで忘れるべからず。

これは我々国民の記憶力が試されているわけですから。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。