メニュー

書籍紹介


株を楽しくする94の株格言
著者:伊東 聡
Amazonで販売中

内田晋也の株式投資コラム

【真実一路】内田晋也の投資コラム

前の記事

次の記事

【2月25日】〜東を征服せよ〜

公開日:2022年2月25日

1914年6月、サラエボでオーストリア皇太子が暗殺された時、それが世界を巻き込む大戦につながるとは誰も予想しませんでした。

多くの国家指導者が戦争を避けたいと考え、仮に衝突が起きても短期間で終わると信じていたそうです。

第一次世界大戦の中心人物の一人であるドイツ皇帝ですら、国際舞台で大きな権力を振るう事は求めていましたが、しかし、戦争にはよらず、威嚇して勝ち得たいと願ったそう。

指導者たちの誤算と過信に起きた戦争は、現代に生きる我々に多くの教訓を残しています。

今、ロシアと睨み合う国連加盟国が誤算を重ねているように見えるからです。

経済制裁を追加し、言葉のミサイルを加えて威嚇しましたが、プーチン大統領は屈服するどころか敵対姿勢を強めています。

戦争の種をまいた愚かさを打ち消すための行動がいるときです。

かつて日本がロシアと戦った時、明石大佐を中心にして一大諜報戦を画策、ロシアに蹂躙されたポーランド、フィンランドの反ロシア派を巻き込んで内側から革命を促す作戦を立て、実施した過去があります。

結果的にロシア革命に至りニコライ2世とその家族は断頭台の露と消えました。

ナチスの横暴を食い止めなかったことが、第2次世界大戦につながったように、国際社会がウクライナから目を背けることがあってはなりません。

因みにロシアと北朝鮮との国境付近にある町ウラジオストック、ロシア語を直訳すれば「東を侵略せよ」。

彼らの強欲な領土拡張主義は何れ日本にも来るかも知れません、上記の地名はそれを示唆しています。

強大な軍事力で他国を踏みにじるロシアに対し、日本も厳しい姿勢で臨むべきです。

投資調査部 内田

前の記事

次の記事


内田晋也(うちだしんや)

友だち追加

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。

  • ※証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。

ページの先頭に戻る