内田晋也の株式投資コラム
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公開日:2021年11月5日
「人間は、
焼き肉で癒えないほどの痛みを
かかえるべきではない」
かつての大先輩に授けて頂いた金言です。
その焼肉に関して、かつてない程の変化が起きようとしています。
焼き肉店と言うものは何となく一人では入りにくいものでしたが、最近は「お一人様」専門店があるそうです。
女性も気兼ねなく入店できる人気店らしい。
実は「NEXTカルビ」という聞き慣れない肉を提供する店があります。
「NEXT」とはどんなカルビなのでしょう。
実は大豆から作られた代替肉で、クリーンミートとも言われているそう。
誰がオーダーするのだろうとの疑問も沸きますが、焼くと香ばしく、しっかりとした歯ごたえで感触は肉そっくり、ご飯もすすみます。
脂質が半分以下と意外にヘルシーなのも好評なようです。
肉の消費大国米国では2年前に代替肉ハンバーガーが登場し、マクドナルドも試験販売することを発表しました。
お聞き及びと思いますが、牛のゲップには温室効果が二酸化炭素の25倍もあるメタンが含まれるとされ、総排出の14%を畜産業が占めていると指摘されています。
地球温暖化を防ぐためにも、環境と健康の両面から代替肉の開発と普及が急がれるのかも知れません。
開発が進み、やがてA5ランクに匹敵する日が来るかもです。
アメリカの代替肉メーカー、ビヨンドミート(BYND)がかつて大相場となったように、事と次第によってはスポットライトが当たる可能性があるでしょう。
人工肉スタートアップDAIZ株式会社と業務提携している【2871】ニチレイなど注目しております。
投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)
1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。
©G&D advisors.