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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【9月10日】~ホワイトハウスからのシグナル~

2021年9月10日

8月後半に米ホワイトハウスはグーグル、アップル、アマゾン、マイクロソフト、IBMの各CEOを招いてサイバーセキュリティー強化のための会議を開きました。

バイデン大統領は大手企業に対し、「サイバーセキュリティーの水準を高める責任を有している」と異例のコメントを発し、関連企業の尻を叩きました。

ホワイトハウスが重い腰を上げたキッカケは、今年5月に起きた米国最大の石油パイプラインである「コロニアル・パイプライン」へのサイバー攻撃だったと見られます。

同サイバー攻撃によってパイプラインは約1週間の操業停止に追い込まれ、再稼働のために身代金を払う羽目になってしまいました。

最強のシステムを講じていると見られて米国企業が、いとも簡単に悪の魔の手に落ちてしまった大変衝撃的な事件となりました。

我が国、日本はどうでしょう。

サイバー攻撃を客観的な数字で見てみると2019年、2020年と前年比50%増を超え、急速に増え続けています。

新型コロナワクチンの接種申請の偽サイトに誘導されたり、ワクチンに便乗したサイバー攻撃みたいな手口もぞくぞくと生まれているようですし、また注目が集まるかもしれないですね。

行政のデジタルシフト(デジタル庁)関連株が動き出したことありますので、また注目が集まるかもしれません。

ただこの市場は細かく細分化されて関連銘柄も多く、どれが良いのか分かりにくいのも事実です。

取り敢えず企業間の専門的な分野は誰かにお任せするとして、高齢者をターゲットにした特殊詐欺撲滅から解決して欲しいと切に願います。

世の中全体がコロナ禍に疲弊している隙をついてくる連中に天罰を!!

特殊詐欺被害”0”(ゼロ)社会へ挑戦する【4441】トビラシステムズ テクノロジーに注目しています。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。