内田晋也の株式投資コラム
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公開日:2021年8月20日
リゾートの砂浜でカクテルグラスを片手にビーチチェアでくつろぐネズミ。
ミステリアスな路上芸術家、バンクシーの新作アートがSNSで公開されました。
作者の素性が気になるところですが、このグラスの中身に関心を向ける情勢です。
今、強い関心を集めているカクテルはアルコールではありません。
新型コロナウィルスの重症化を防ぐ「カクテル療法」がにわかに脚光を集めているのです。
酒や果汁を合わせるカクテルのように、複数の薬を混ぜ合わせて一緒に投与することで、こう呼ばれるそう。
菅内閣はこのカクテルを盛んに押しています。
ワクチン接種や集団免疫獲得への対策が万策尽き果てたからなのかも知れません。
抗体カクテル療法が効果をもたらすのは軽症者で、しかも症状が出てすぐに投与する必要があるそう。
首相は投与できる施設を整備するとも口にしていますが、肝心なマンパワーは心もとないのでは。
様々な知恵を混ぜ合わせる「カクテル政策」が、官邸のコロナ対策にもいるのかも知れません。
新型コロナに対しては「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を併用する中外薬<4519.T>が特例承認されました。
株価に変化が出るか注視しています。
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内田晋也(うちだしんや)
1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。
©G&D advisors.