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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【7月16日】~約1億7200万円~

2021年7月16日

切手やコイン、牛乳瓶の蓋、ビックリマンチョコのシール…。

何であれ収集癖があって集めることに夢中になった覚えが誰しもあるのではないでしょうか。

一説によると、こうした行動は狩猟時代に身につけた本能の一つらしく、良い獲物を捕まえて仲間から認められたいという承認欲求の延長線のようです。

ところでどんな収集家が手にしていたのでしょうか。

25年前に発売された人気ゲーム「スーパーマリオ」のソフトが米国で落札され、日本円にして約1億7200万円の値段がついたそうです。

定価は9,800円、実に1万7000倍にあたる価値となります。

保管状態が驚くほどよく、かなりの美品とのこと。

珍しい獲物に狩猟本能が刺激されたのか、コロナであふれる投資マネーが競売市場に流れ込んだとの推測も出ています。

人気ゲームソフトとなれば数千万の値が付くケースもある他、Pokémon、大リーグのカードも転売市場がかなり活況になっています。

趣味の世界の収集熱とマネーゲームが重なり合うとちょっとバブルの気配を感じるのは小生だけではないでしょう。

コロナバブルの代名詞とならぬようご利用は計画的に。

それではまた来週。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。