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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【7月9日】~被災された皆様へ~

2021年7月9日

この度の熱海市で発生した土石流に関しまして、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

また、犠牲になられました方々に心よりお悔やみを申し上げるとともに、行方不明の方々が一刻も早く救助されることを社員一同、切にお祈り申し上げております。

梅雨の末期にあたるこの時期は大雨になりやすく、毎年のように、列島のどこかで被害を引き起こしています。

何卒警戒を怠ることの無きようお願いいたします。

地球の温暖化は梅雨前線にパワーをもたらし、局所的に「経験したことのないような大雨」などの原因をつくると言われます。

早めの備えと早めの避難を心がけて嵐を去らせ、一過の空を仰ぎたいものです。

くれぐれもご用心下さい。

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7月第2週は日本株の主要な上場投資信託(ETF)の決算日が集中しています。

このため決算を迎えるETFの分配金を捻出するために運用会社が出す売りで日本株の上値が抑えられ、相場が下値模索となっています。

ただし、これはオフィシャルイベント。

毎年行われる恒例行事であり、ただのテクニカル要因です。

事前にわかっているわけですからリスクでも何でもありません。

一時的な現象です。

昨年の例では8日に3000億円規模、10日の4000億規模の売りが出たとされています。

日経平均は8日に176円安、10日は238円安となりました。

しかし、休日をまたいで翌営業日13日は493円高と大幅高、分配金捻出売りで売られた分を全て取り戻しています。

今年は主要なETFの決算は8日と9日に集中しており、全体で8000億円規模の売りが想定されていますが、一過性の値下がりで終わるでしょう。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。