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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【4月23日】~日本の未来のために~

2021年4月23日

なんとイスラエルでは屋外でのマスク着用を規制しなくなったとの報道を耳にしました。

ワクチン接種が一気に進んだことで、日に1万人を超える感染者数が、直近では日に数百まで落ち着きを見せており、同国は明らかにコロナ問題が出口へ向かっています。

逆に日本では新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、東京都や大阪府など1都3府県に緊急事態宣言を出す方針と伝わるなど、やはりと言いますか、随分と差が出始めてきた感がありますね。

ワクチンの総量獲得などはイコールで政治力とも言えなくはないですが、やはりそこは戦争している国と、そうでない国との違いが出たと言っていいのではと思います。

強権を発動した、いわゆる厳戒令のような行動制限が出来たり、一律無条件での「右へならえ」が出来る意味で、選択肢が桁違いだと思うのです、イスラエルもアメリカも中国も。

余談ながらイスラエルは1970年代、第四次中東戦争で危機に関する情報を情報機関であるモサドが得ながら対応を誤ってきた経験から「10番目の男」という原則を持っています。

独特の習慣と教えを持つユダヤ人が編み出した、いわゆる集団思考に関する原則です。

「もし仲間のうち9人が同じ情報をみて全く同じ結論に行き着いた時、10番目の男はそれに反する論証をする義務がある。

どんなに奇抜に思えても 10番目の男は他の9人が間違っているという仮説を探らなくてはならない」と言うものです。

上は余談です。

これが作用したかどうかは別として、日本は全く逆ではっきり言ってお願いベース。

外出自粛も、行動制限も、リモートワークも全ては強制力のないものなのですね。

ではどちらが良いでしょう。

そりゃあもう、私は明らかに日本なのです。

だからこそ、この素晴らしき日本を守るためにも、今は自制が求められるのでしょう。

これからくる素晴らしき未来のためにゴールデンウィークは家でゴロゴロします。

日本の未来を守るためにゴロゴロします。

決して怠惰なんかではありません。

未来のためにです。

皆様もご一緒に。

それではまた来週会いましょう。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。