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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【9月4日】~携帯料金の値下げ要求はさすがのミクス~

2020年9月4日

菅官房長官が次期首相を決める自民党総裁選への出馬を表明しました。

二階派、麻生派に加えて最大派閥である細田派も支持したと伝わっており圧倒的優勢の状況にあります。

次期首相がほぼ確実視されており、すでに首相就任後の経済運営に市場の関心が移っています。

菅官房長官は2018年頃から再三に渡り、「携帯電話の利用料金は引き下げの余地がある」と発言しています。

出馬会見の中でも国内電話料金に言及し、世界的に見ても高い料金であることを指摘し、値下げ圧力をチラつかせました。

これで首相となれば携帯電話の料金はいよいよ値下がりとなることになるでしょう。

今までのボッタクリ価格や意味不明な縛り、オプションとやりたい放題から解放されます。

なぜマスコミ各社は絶賛しないのでしょうか。

大量のコマーシャルに忖度し、遠慮があるとしか思えないのは私だけではないでしょう。

新総理菅さんの庶民感覚を褒めたいです。

余談ですがソフトバンク(9434)の売り出しが決定しました。

IPOの時に幹事証券では売れ残りが発生したとも伝わっており今回の売り出しに相当な鞭が営業部門にはいっていると推察します。

夢のような料金体系となっている楽天モバイルを展開する【4755】楽天に期待したいです。




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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。