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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【6月21日】~水と電気~

2019年6月21日

水が貴重な国際宇宙ステーションでは、尿を飲料水に再生していると聞きます。

顔をしかめては地上の贅沢と笑われてしまうかも知れません。

その水で乾杯した若狭光一さんは「結構おいしい」と爽やかに笑っていました。

海水や雨水より抵抗はあるでしょうが、科学的には水は水です。

ただ何から作っても電気は電気かというともうそんな時代ではありません。

6月18日に日本海沿岸で発生した最大震度6強の地震をうけて東日本大震災の恐怖がよぎった方もいらっしゃると思います。

テレビ局各局で津波注意報が断続的に伝えられる中、新潟県の柏崎刈羽原発や石川県にある北陸電力志賀原発が緊急停止したことでヒヤリとしたのは私だけではないでしょう。

冷房の風、照明の色に違いはありません。

ともすればまた、原発頼みが社会の習い性になってしまうかもしれません。

官邸を囲んだ怒りを聞くまでもなく、民意は脱原発にあるでしょう。

片や株主総会を見る限り、電力会社の意識は「動かすほどもうかる電源」のままのようです。

地元経済の原発依存も変わっていません。

何ごともなかったように再稼働が続いては、福島の教訓が泣きます。

宇宙と違い、選択肢がいくつかある地上で暮らす私たちですから誰も顔をしかめない「安らぐ電気」だけで賄える国を目ざしたいですね。

この度の地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。