内田晋也の株式投資コラム
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公開日:2019年5月17日
日本維新の会に所属していた議員の発言が物議をかもしています。
北方領土を訪問した際に「戦争しないと・・・」と元島民に議論を吹っ掛けてしまい、強い不快感を感じさせたそう。
報道によればこの時議員先生は飲酒していて泥酔状態にあったようであり、それもあって強い批判を集めています。
「戦争をするべきでないし、したくない」。
旧ソ連によって故郷を追われた元島民たちの言葉が痛みます。
謝罪も撤回もしたようですが、取り返しは難しいでしょう。
軽々しく「戦争」という言葉を使った自体、政治家として「不適格」なのです。
そもそも何のために北方領土に出かけたのでしょう。
ロシア側から、日ロ関係で「最もひどい発言だ」といった批判の声も頷けます。
米中の通商協議がそうであるように、弱点を突くことが外交ならば今後の領土交渉に関し、少なからず影を落とすことになるかもです。
維新の会も「あるまじき行為」と除名処分にするようですが、当然と言えるでしょう。
「飲み過ぎたせい」では許されない時代。
せめて議員を辞めるタイミングくらいは外さないで・・・・・その辺の話は別の機会に。
それではまた来週お会いしましょう。
投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)
1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。
©G&D advisors.