投資顧問会社の株式会社G&Dアドヴァイザーズが運営するWebサイト

【真実一路】内田晋也の投資コラム

【7月20日】~次に叩く一回で、その壁は破れるかもしれない(まいにち修造より勝手に拝借)~

2018年7月20日

ある国際会議で日銀黒田総裁がピーターパン物語を例えに使い「飛べるかどうかを疑った瞬間に永遠に飛べなくなってしまう」と表現しました。

これは日本の物価や景気が思い通りにならなくても、中央銀行として「前向きな姿勢で」政策を進める意思表明と言われています。

俗にいう「忌み言葉」とでもいうんですかね。

何かを言ってしまったことが実際に実現してしまうことを恐れ、言わないようにする言葉で、日常に多く存在しています。

例えばからっぽを連想させる「おから(お空)」は「卯の花」になったり、披露宴などの式や会の幕を「閉じる」ことを「お開き」と言うのは有名な例えです。

金融の世界で忌み言葉と言えば「物価上昇2%は不可能」でしょうか。

これを金融政策に携わる人が口にしたら恐らく辞表も覚悟、今までの苦労が水の泡となり、ますます買い控えや投資離れを起こす可能性が高まるでしょう。

だからこそ物価は上昇すると言い続け、浸透させることは極めて重要なのです。

ただしかし、消費税の引き上げを来年に控え言葉と念力だけで景気や物価を持ち上げるのはさすがに限界を感じているのではないでしょうか。

このままでは永遠に飛べなくなる可能性も・・・。

故に羽ばたくための翼となるような材料を月末30日・31日の日銀政策決定会合に勝手に期待します。(笑)

なんか出すにはもってこいのタイミングだと思いますよ、為替も変だし。

できる、できる、君ならできる!!(まいにち修造より勝手に拝借)

日銀!気張れ!チェスト!(西郷どんより拝借)

それと第9弾発表します、売られた銘柄の突っ込み買いです。

ご興味あれば弊社キャンペーンページをご参照ください。

銘柄は・・・・・その辺の話は別の機会に。

それではまた来週お会いしましょう。

投資調査部 内田
一覧に戻る

内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。