内田晋也の株式投資コラム
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公開日:2018年5月11日
思い掛けない一面や相手の隠れた意外性に触れることで評価が劇的に変わることがあります。
ぶっきらぼうでそっけなかった相手でも何かの気紛れからちょっと優しくされただけで「実は面倒見のいい奴」なんて意見につながったり・・・。
逆に、紳士で爽やかなイケメンアイドルがアルコールに溺れ、強制わいせつ容疑で書類送検されるなどの愚行が明らかになったことで信用失墜となってしまったり・・・。
今までのイメージと現在時点での行動ギャップが大きければ大きいほど、インパクトやショックは大きくなるものです。
「悪の枢軸」から「平和への天使」へと極端なイメチェンへ挑戦している北朝鮮のキムジョンウン委員長。
大言壮語して自分を大きく見せる事は国際社会でモテるための一つのテクニックであり、そうでもしなければ米大統領と会談などとてもできません。
うまくいけば国際社会への復帰も見えてくるわけでここは無難に乗り切って欲しいところ。
でなければ君主自ら脱北を考えねばならず、裸の王様になることに。
さて、思い掛けない意外性にインパクトを伴うのは株式市場も同じです。
一見すると地味な分野でも時として大幅な技術革新が進み、ちょっとした材料でも株価変動につながることがあります。
この地味な革新銘柄ですが、そろそろ値動きも煮詰まってきているように見えますのでそろそろかと・・・・・その辺の話は別の機会に。
それではまた来週お会いしましょう。
投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)
1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。
©G&D advisors.