内田晋也の株式投資コラム
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公開日:2017年12月14日
こんにちは内田です。
今週は政府が将棋で史上初の「永世七冠」を達成した羽生善治氏と囲碁の井山裕太氏に国民栄誉賞を授与する検討に入ったことを関係者が明らかにしました。
特に羽生さんは親しみやすい人柄もさることながら前人未到となる獲得可能な全タイトルを達成するという信じがたい偉業を成し遂げています。
正に天才棋士と呼ぶにふさわしい存在ですが、強調すべきはその高い実力を長期間にわたって維持している所ではないでしょうか。
保有タイトル数に波はあるものの長期間にわたって無冠がないというのは一つのタイトルを獲得すのも難しい世界において驚きとしか言いようがありませんね。
あえて強引に私の仕事に当てはめれば連戦連勝のカリスマ相場師、U氏降臨ということになるのでしょうが残念ながら羽生さんのように上手くはいかないですね。
ただ調査活動を通じて初期の段階で優良企業を発掘することは調査マンの醍醐味と言えます。
一社一社の調査分析を重ねながら企業の成長局面を見極め、状況を追い続ける。
変化の激しい領域(新興市場)では企業が予期せぬ成長の壁を経験するがために、株価の推移によっては投資家にとって苦しみを伴う決断を促す場面があるのも事実です。
ロスを最小に抑え利益を最大化する・・・口で言うのは簡単なんですけどね。
時々の鐘の音ならぬ、たまたまの鐘の音と言われぬよう励むばかりです。
そこから先はまた今度の機会に。
それではまた来週お会いしましょう!!
投資調査部 内田晋也
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内田晋也(うちだしんや)
1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。
©G&D advisors.