内田晋也の投資コラム
 
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【12月1日】〜酔っぱらいの千鳥足〜
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公開日:2017年11月24日
【11月24日】〜あれから20年〜

「社員は悪くありませんから」自主廃業を決めた山一証券社長のまさに号泣記者会見から今日で20年目になります。

四大証券の一角をなし、人の山一と言われたまさに日本を代表する企業の最後の叫びとなってしまいました。

当時の山一といえばニギリ(損失が出た場合補填する約束)を公然と行い特定金銭信託やファントラを猛烈な勢いで販売してました。

その後相場の下落と共に顧客企業の損失を他社に付け替える「飛ばし」を繰り返し2000億もの簿外債務が発覚し破綻に至りました。

旧大蔵省も三洋証券とは規模が違うと当初は支援を約束していましたが、当時の橋本首相が「財政と金融の分離」を大蔵に迫ったためその行政改革を潰すための生贄として「消滅」することとなったという話もあります。

恐らく日経新聞の第一報も旧大蔵からのリークで一番驚いたのは野沢社長自らだったのではないのでしょうか。

見事に梯子を外された形となり債務超過でもない企業が「自主廃業」という極めて稀な倒産劇となってしまいました。

当時の山一株は当然100%減資となり正に”紙くず”となりましたがその一方で転換社債はきっちりと額面で償還され、天と地の違い見せつけられることになりました。

その後噴出したバブルのツケは、日本経済を「失われた10年」とも「20年」とも呼ばれる、長きにわたる低迷へと導くことになったわけですがここにきてようやくこの長いトンネルから抜けだしそうな局面を迎えてると考えます。

発想を少しだけ変えて好材料や好需給に注目してみるのもこの投資環境であれば結果が出やすいと考えます。

そこから先はまた今度の機会に。

それではまた来週お会いしましょう!!

投資調査部 内田晋也


 
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