投資の前にコレだけは知っておこう
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公開日:2021年3月4日
【3/4】第296回 こんな時期だからこそ配当利回りに注目



昨年11月10日に日経平均株価が25,000円を突破してから、たった3ヵ月後の今年2月15日には30,000円を超えるという急ピッチな株価上昇を記録しました。まだまだ上昇するのかもしれませんが、さすがに調整局面入りするのではないかというコメントが増えてきたように思います。
 「すでにバブルだ」、「いや、まだバブルにはなっていない」など、さまざまな意見が飛び交っていますが、約30年前の平成バブルや、その約10年後のITバブルなど、とかくバブルというのは、その真っただ中にいるときにはバブルかどうかはわからないものです。時が経過して、5年後10年後になってみて、あのときは明らかにバブルだったなどとわかるのです。現時点でどうなのかを議論すること自体、あまり意味はないかと思います。
 また、バブルのピークをつけるときというのは、えてして市場参加者のほとんどが強気の状態で、まだまだ上がると思っているケースが大半です。市場参加者に強気と弱気の双方がいる局面では、仮にバブルであったとしても、まだピークではないといえるでしょう。
 とはいえ、急ピッチな上昇からの調整やもみ合いは、あってもおかしくない状況からすると、まだしばらくは株式には投資しないほうがいいと思ってしまうかもしれませんが、こんな時期だからこそ、配当利回りに注目してみるのもひとつの方法だと思います。
 2月26日時点で、時価総額5,000億円以上の大企業で配当利回りの高い銘柄を探してみると、1位はJT(コード2914)の6.75%、2位はソフトバンク(9434)の5.96%、3位は野村HD(8604)の5.65%でした。年5%を超える配当利回りは魅力的ですし、配当利回りの高い銘柄で、業績がそれほど悪くない企業であれば、株価も下がりにくいと思われます。
 ほかにも、三井住友(8316)が5.07%、みずほ(8411)が4.81%、三菱UFJ(8306)が4.48%と、3大金融グループの配当利回りもけっこう高いことがわかります。3大メガバンクにお金を預けても、年0.001%しか利息をもらえないなら、株主になったほうが、利息の4,000倍以上の配当金がもらえるわけです。預金と株式は単純に比較できるものではありませんが、リスクを取りすぎないように注意さえすれば、預金に置いておくよりも賢く増やせる可能性は高まるのではないでしょうか。
 証券会社のWEBサイドなどで、大型株の配当利回りのランキングなどをスクリーニングができますので利用してみましょう。3月末に配当金の権利確定となる企業が多いので、調べるタイミングとしてはよいかと思います。 «前の記事
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