投資の前にコレだけは知っておこう!

【7月21日】次世代も通用する投資格言 ― その1

2009年7月21日

マーケットの世界で長年語り継がれてきたもの、それが「相場の格言」や「投資格言」と呼ばれているものです。多くの格言の内容は、投資資金に関することや、売買のタイミングに関すること、そして相場における経験則など、先人たちの貴重な経験を踏まえた投資のための教えや戒めを、短い語句で表現しています。
 数ある投資格言の中には、現在でも十分通用すると思われる格言がありますので、今回と次回の2回に分けて、主なものをピックアップしたいと思います。是非参考にしてください。

▼格言1「いのち金には手をつけるな」
 いのち金(がね)とは、生活に必要なお金のこと。つまり、投資をするにあたって、生活に必要なお金にまで手をつけてはいけない。投資は余裕資金で行うべきだという教えです。

▼格言2「相場の金と凧の糸は出しきるな」
 凧上げの糸は、出しきってしまうと制御不能になるように、投資資金も全額で購入してしまうと不測の事態に備えられないので、資金的な余裕を持って投資すべきだとする教えです。

▼格言3「山高ければ、谷深し」
 上げ相場が続き、株価が高くなればなるほど、下げたときの下げ幅も大きくなるということ。人気化し大きく上昇したものほど、下げもきつくなる傾向があります。「谷深ければ、山高し」と言う場合もあります。

▼格言4「人の行く裏に道あり花の山」
 多くの人が行かない裏道に意外な花見の場所があるという格言。人と同じ行動をとっていては大きな利益を手にすることはできません。人と違う行動をとることでそれが大きな利益に結び付くことがあるということです。

▼格言5「天底では少数意見につけ」
 株価の天井圏や底値圏では、多数意見よりも少数意見にしたがったほうが当たりやすいということ。個人的には、天井圏や底値圏だけでなく、通常の相場においても多数意見よりは少数意見のほうが当たりやすい傾向があると思われます。

▼格言6「休むも相場」
 株式投資は、常に買ったり売ったりするのではなく、ときには休むことも重要だということ。毎日毎日売買をしてうまくいくかというと、なかなかそうはいかないものです。先行きの見通しが不安定なときなども、無理に売買しないほうがよいでしょう。
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菱田雅生(ひしだまさお)

  • ファイナンシャル・プランナー(CFP(R))
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 2級DCプランナー
  • 住宅ローンアドバイザー
  • 金融知力普及協会認定インストラクター

略歴

1969年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業後、大手証券会社、独立系FP会社を経て、2005年8月よりフリーに。現在は、相談業務や、原稿の執筆、セミナー講師等に従事する傍ら、TV・ラジオ出演などもこなす。

書籍

「お金を貯めていくときに大切なことがズバリわかる本」すばる舎 (2018/1/25)

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