投資の前にコレだけは知っておこう
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公開日:2008年10月22日
【10月22日】債券って何だ?その2

 前回に続き、債券の話です。
 日本の債券は、発行されているものの9割以上が国債で、残りが自治体の発行する地方債や企業の発行する社債などです。
債券の大きな分類としては、このような発行体による分類のほかに、利付債と割引債、公募債と縁故債、新発債と既発債、といったような分類があります。
 利付債は、利息のつく債券。割引債は、利息がつかない代わりに割り引かれて発行される債券。現在、一般の投資家向けに発行されている債券は、利付債がほとんどで、割引債は減少傾向にあります。
 それから、公募債は、誰もが買える債券。縁故債(または私募債)は、特定の投資家のみに限定して発行される債券。新発債は、これから発行される債券。既発債は、すでに発行され、流通している債券。ちなみに、一般に債券市場で取引されている債券という場合は、公募された既発の利付債のことを指すのが通常です。
 日本の債券市場の特徴は、国債の取引が大半であることと、証券取引所ではなく店頭市場で取引されるのが通常であることが挙げられます。店頭市場とは、証券会社の窓口で証券会社と顧客が相対で取引するもので、価格は双方の合意で決まります(実質的には証券会社が決めます)。したがって、同じ債券であっても、証券会社によって価格が異なることもあります。ただ、あまりにも価格が異なるのは投資家の不利益につながる可能性があるので、日本証券業協会は証券会社各社の債券の取引価格を日々ヒアリングして、「公社債店頭売買参考統計値」としてホームページなどで公表しています。
 日本の国債は、同じ利付債でも2、5、10、20、30、40年もの、さらに、15年変動利付国債や、物価連動国債、個人向け国債(5年固定、10年変動)など、さまざまなものがあります。それぞれが各証券会社等で異なる価格で販売されていますので、購入する場合は、いくつかの証券会社等に事前に問い合わせをすることが大切でしょう(物価連動国債のみ個人投資家は買えません)。
 なお、債券は基本的に満期までの期間の長いものほど利回りが高く、加えて、発行体が利息や償還金をきちんと支払ってくれるかどうかの安全性の度合いが高いほど、利回りは低くなるのが通常です。利回りの高さだけに釣られると、それだけリスクの高い債券を買ってしまう可能性があるので注意しましょう。

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