日本で銀行への給料振込が始まってもう50年以上になると言われています。

きっかけは東芝のボーナスが盗まれた、あの3億円事件との説が濃厚のようです。

因みに小生が小学生のころ親父は給料袋を渡し、お袋がそれを受け取るのが月末の習慣でしたが今はもうほとんどないのでしょうね。

銀行口座が主流の給料振込に、決済アプリ○○ペイを認めるのかどうか、国が協議を始めました。

いわゆる「成長戦略」とやらだそうです。

銀行にとっては懐に手を突っ込まれる一大事でしょう。

問題は決済アプリが破綻したとき、預け入れた金額が保護されるのかどうか、預金保険機構でまかなうのかどうか賛否両論、甲論乙ばくとなっています。

制度設計とは別に、はなから持たない、いや持てない小生のようなＩＴ難民認定者にとっては、早くも圏外であり、どっちに転んでも痛くもかゆくも・・・・・。

バブル経済の時、証券会社の営業マンが多額のボーナスを獲得し500万を机に立てた写真を見せて頂いたこともありますが、今は昔。

薄っぺらで軽い給料袋がさらに軽量化へ向かう。

デジタル化に伴い、現金と哀歓を共にする世界はどうやら遠くなる一方のようですね。

フィンテック銀行を目指す【4764】Ｎｅｘｕｓ　Ｂａｎｋ、動いたらＧＯ。

ではまた来週お会いしましょう。

投資調査部　内田