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【真実一路】内田晋也の投資コラム

【11月27日】~今日、ケンタッキーにしない?~

2020年11月27日

空気が乾燥する冬季に入り、新型コロナの感染者数は再び増加に転じてきました。

ただ緊急事態宣言が出た4月のころと比べれば、何となくですが落ち着きを持って事態に臨んでいるように見えます。

今のところ株式市場では、足元で進行している第3波の脅威よりも、ワクチン開発による根本的解決期待が先行している様ですね。

投資家は無駄に不安を煽るメディアへの免疫力がある意味ついた面もあるのかもしれません。

ここでの感染拡大は飲食店にとってはかなりキツイ一撃になってしまいます、何とかこの窮地を脱していただきたいものです。

この状況下、飲食の勝ち組の存在は見逃せません。

皆さんおなじみ、「ケンタッキーフライドチキン」を全国展開する【9873】日本KFCです。

11日に今3月期売上高、営業利益予想を上方修正し、最高利益を更新する見通しとなりました。

テイクアウト需要とデリバリー、ドライブスルー利用も需要を後押ししたようです。

この勢いを維持し、いよいよクリスマス商戦となれば書き入れ期待に胸が膨らみます。

コロナ禍の衛生状況を考慮し64年間利用した有名なキャッチコピー「指をなめたくなるおいしさ」の使用停止を発表しましたが、投資家各位に至りましては骨までしゃぶられぬようご留意いただきたいものです。

それでまた次回お会いしましょう。

投資調査部 内田
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内田晋也(うちだしんや)

略歴

1973年千葉生まれ。大学時代は経済学部にて国際貿易金融論を専攻し卒業。1996年より現三菱UFJモルガンスタンレー証券にて営業職として勤務。20歳代で手数料ランキング1位を成し遂げる。その後、極東証券に移籍しディーラーへ転身。ポジション3000万からスタートし、そこから6000万→1億→3億→6億と目覚ましい活躍をするも、これまで20年間で培った経験を個人投資家へ伝えたいとの思いから投資助言の道へ。2017年7月よりG&Dアドヴァイザーズへ入社し現在に至る。