投資の前にコレだけは知っておこう
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公開日:2020年7月13日
【7/3】第287回 FRBとかFOMCとかって何?



今回は、アメリカの金融政策に関するお話です。FRBとか、FOMCとか、ニュースなどでよく聞きますよね?
 改めて簡単に解説したいと思います。
 まず、FRBというのは、Federal Reserve Boardの頭文字をとったもので、日本語では「連邦準備制度理事会」と呼ばれている機関です。
FRBは、アメリカ合衆国の主要都市に散在する「連邦準備銀行」を統括しています。
連邦準備銀行は、市中銀行の監督と規制などといった、公開市場操作以外の連邦準備制度の業務を行い、また、連邦準備券(ドル紙幣)の発行も行っている銀行のことで、連邦銀行(連銀)とも呼ばれます。
 FRBは、連邦準備制度の統括機関で、中央銀行(日本の場合は、日本銀行)に相当します。14年任期の理事7人によって構成され、理事の中から議長・副議長が4年の任期で任命されます。議長・副議長・理事は大統領が上院の助言と同意に基づいて任命します。
FRBの任務は、金融政策の策定と実施です。それとともに、連邦準備制度の活動の最終責任を負っています。
FRBは、大統領に対して、政府機関の中で最も強い独立性を有する一方で、世界経済に対する影響力は絶大です。このため、FRBの議長は、アメリカ合衆国における大統領に次ぐ権力者であるとも言われています。だからこそ、FRB議長の証言がニュースで大きく取り上げられるわけです。
次に、FOMCとは、Federal Open Market Committeeの頭文字をとったもので、日本語では「連邦公開市場委員会」と呼ばれます。
 FOMCは、FRBが定期的に開く会合で、FRB理事7人と連邦準備銀行総裁5人で構成されるアメリカの金融政策決定機関です。
議長はFRB議長、副議長はニューヨーク連邦準備銀行総裁が担当します。FOMC定期的会合は通常年8回開かれ、FFレートの誘導目標や公定歩合などが決定されます。
2020年6月のFOMCの声明文では、「米国経済が最近の出来事を乗り越え、雇用の最大化と物価の安定という目標を達成する軌道に乗っていると確信するまで、政策金利を(現在の水準に)維持する」と発表されました。
それと同時に、FOMCメンバーによる今後のFFレートの見通し(17人の中央値)については、2020年から2022年までが全て0.125%であり、2022年までは利上げが行われない見通しであることが発表されました。
新型コロナの問題が終息するまで利上げはできないというのは、多くの人が納得できることかと思われます。今後も、日本銀行の金融政策だけでなく、アメリカの金融政策にも注目していきましょう。 «前の記事
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