投資の前にコレだけは知っておこう
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公開日:2020年5月1日
【5/1】第282回 株価が戻るには数年はかかるかも?



 新型コロナの影響による世界経済や日本経済へのインパクトは、10年ほど前のリーマンショックの比ではないかもしれません。株価の下落も、今後1年や2年といった中期スパンで続くかもしれません。
1929年の世界恐慌並みの株価下落となると、NYダウは3年ほどの期間をかけて10分の1程度まで下落しました。そんな悲惨な状況にはなってほしくないものではありますが、リーマンショック並みの下落と回復の時間がかかるであろうことは想定しておいたほうがよいかもしれません。
 リーマンショックのときはどうだったかというと、
NYダウ
リーマンショック直前の高値
2007年10月14,164ドル
リーマンショック後の安値
2009年3月6,594ドル
リーマンショック直前の高値に戻った時期
2013年3月
日経平均株価
リーマンショック直前の高値
2007年7月18,261円
リーマンショック後の安値
2008年10月7,162円
リーマンショック直前の高値に戻った時期
2015年2月
 といった感じです。
 つまり、NYダウは1年半ほどで50%強下落し、戻るまでに4年ほどかかったということです。
 日経平均株価の場合は、1年ちょっとで60%ほど下落し、戻るまでに6年ちょっとかかったわけです。
 今回は新型コロナウイルス感染症拡大ということで、原因も違えば状況も違うので、リーマンショックのときと単純に比較することはできませんが、実体経済に与えるインパクトがリーマンショックを超えるとなると、このレベルでの想定は必要でしょう。
 冷静に見積もっても、事態の終息が見えてきたとして、元に戻るには数年はかかると考えておいたほうが無難かもしれません。中長期的な資産運用を考えるのであれば、あらためてさまざまな資産(株式だけでなく、債券や不動産、コモディティ(金などの商品))に分散しつつ、積み立てによるタイミングの分散を実行していくのが無難でしょう。
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