投資の前にコレだけは知っておこう
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公開日:2020年5月29日
【5/29】第285回 自己資本比率の高い銘柄を探そう



今後の日本経済全体を考えた場合、新型コロナの悪影響がボディーブローのように長期間にわたってマイナスの影響を及ぼしかねません。レナウンのように破たんする企業がまだまだ出てくるのかもしれません。
 そんな環境下で個別銘柄への投資を考えるなら、やはり、優良企業、安全な企業を選別することが重要になります。企業の安全性を示す指標のひとつに「自己資本比率」というものがあります。
 自己資本比率=自己資本÷総資本×100
で計算できるもので、総資本(=純資産+負債)のうちの自己資本(純資産)の割合を示すものです。
 簡単に言えば、自己資本比率が高い企業ほど、自己資金力が高く、借金に頼らずに経営ができていることを意味します。逆に、自己資本比率が低い企業ほど、自己資金力が低く、借金頼みで経営が行われていることを意味します。
 今回の新型コロナで営業自粛を余儀なくされた企業で、売上げが激減した企業もたくさんあったかと思います。それでも、自己資本比率が高い企業は自己資金力が高いので、その分、耐えられる期間は長いと言えます。一方、自己資本比率の低い企業は、もともと借金に頼っている部分が多いので、資金調達がうまくいかないと、企業経営が立ち行かなくなる可能性が高まるのです。
 そういう意味でも、こんな時期だからこそ、銘柄選びにおいて、自己資本比率に着目してみるのもよいでしょう。
 ちなみに、5月29日現在で東証一部上場企業をスクリーニングしてみると、自己資本比率90%を超えている企業が26社もありました。80%を超えている企業は100社を超えています。それだけ安全性の高い企業が意外と多いことがわかります。
さらに、時価総額が1兆円を超えている大型株に絞ってみると、14社が自己資本比率80%超です。そのうち、自己資本比率の上位5社は以下のとおり。
キーエンス(コード6861) 95.76%
 シマノ (コード7309)   90.78%
 オービック(コード4684) 90.10%
 SMC(コード6273)    89.91%
 ファナック(コード6954) 89.59%
これらの企業は、非常に安全性の高い企業だと判断されやすいので、長期保有に向いている銘柄だと言えるでしょう。こんな時期だからこそ、注目される可能性が高いと思います。

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